「敵に塩を送る」
こんにちは。
初めまして。
今年の春入社致しました、セルフカット大好き福井オフィスの森下です。
突然ですが皆様、
「敵に塩を送る」
という言葉を聞いた事はありますか?
私は最近知りました。
疲弊している敵軍に手を差し伸べるべく塩を送るわけですね。
この言葉、昔と今では意味が真逆とは思いませんか?
塩=体に悪い
減塩ブーム真っ只中の現代では上記のイメージを抱かれる方が大半ではないでしょうか。
実は今と昔の塩、塩は塩でも違うのです。
塩を大きく分類すると、
海塩、岩塩、湖塩に分かれます。
海塩にフォーカスを当てます。
海塩は更に、
精製塩、天日塩、に分かれます。
精製塩・・・スーパーなどで売られている安く、よく使われる一般的な塩です。
この精製塩の製法には「イオン交換膜製塩法」という方法が用いられます。
海水をそのまま塩にすると約8割が塩化ナトリウム、約2割がカリウムなどのミネラルになります。
「イオン交換膜製塩法」では、簡単に申しますと、電気を用いて塩化ナトリウム99%の塩を精製します。
効率よく、天候に左右されず、大量の塩を作り出せるのです。
一方、天日塩はといいますと、
海水を太陽の熱や風により蒸発させて作られたものです。
塩化ナトリウムとカリウムなどのミネラルもそのままです。
この塩化ナトリウムとカリウムの関係がとても大事で、体の中ではミネラルのバランスをとっているわけですが、ナトリウムが多すぎても、カリウムが多すぎてもダメで、体内で一定のバランスを保たないといけないそうです。
ナトリウムばかり摂りすぎると足りないカリウムを体の中で補おうとするので、塩分取りすぎたりしたとき、顔や体がむくんだ… という経験ありませんか?
むくみ以外にも、塩化ナトリウム99%の精製塩ばかり取ると、体の中でのミネラルバランスが崩れ、結果、体に良くないそうです。
ですが天日塩だと、その昔のように、むしろ健康にプラスになるそうです。
オーディーパブリックさんのレドキシングソルトも岩塩なので、そういったミネラルももちろん含まれています。
私は営業車の助手席に2リットルの水と、塩を置いて、そして水を飲み、塩をパクりとしています。
水ばかり飲んでいても、汗をかいたりで、体内の塩分が減っていくので、ぜひ、天日塩も一緒に摂りましょう。
塩を食べると疲れた体も一気に吹き飛ぶ…そんな気がします。
猛暑の中、お仕事頑張って汗を流しているジェントルマン、
夏祭りの花火を見て、えんえん(塩塩)と涙を流したあの子に、
「塩分足りてますか?」
スッと天日塩を差し出せる、そんな男性でいたいと思います。